「さくらいろの記憶」(051020)

いつだっただろう
舞散る桜と笑顔の君
それだけが鮮明な記憶
幸せだったね何気ない日常
ずっと続くと思っていたのに
どうして離れてしまったのかな

忘れたくないんだ
二人だけの時間
どんなに運命が
僕らを遠ざけても
繋がっていると
信じられたはずなのに

今はもう
見えなくなってしまったね

誰も望んでいなかった
それが必然だなんて
思いたくも無かった
ただ時間だけが
黙って走り抜けた

縋るように引き寄せた腕
どうしてそのまま 抱き締めてしまわなかったんだろう
いまでも後悔してるんだ
終わらせたくなかった
大切な時間
もう二度と会えないと
わかっているのに
ここに立ち尽くしている僕は
何を待っているのだろう

もう一度君にアイタイと・・・・