言葉がまとまらなくなった
書き散らされた部屋の隅
窓の外は乾いてる
泣き出しそうな色の下
もうすぐ飲み込まれる
真っ白な無に並べた心
かき集めても次々零れてしまう
言葉を紡ぐ術を与えてくれた人
希薄になった感情で繋ぎとめて
縋るだけの想いで手を伸ばす
これしかないのに失ってしまう
バラバラになった気持ち達
守ってあげられない
私をこんなにも救ってくれたのに
朽ちるだけにしてしまう
離れていくだけの存在
ありがとうも言えない
これしかないのに失ってしまう
私のすべてがなくなった
もうこれが 最後の一片